- トラブルが多いコインパーキングの特徴は?
- ロック板のフタが外れてしまっているけど大丈夫?
- ロック板の故障を減らす方法は?
このような疑問に、コインパーキング業界歴13年以上の筆者がお答えします。
この記事でわかること
- 停めないほうが良いコインパーキングの特徴が分かる
- ロック板のフタが外れる原因が分かる
- ロック板の故障リスクを減らす方法が分かる


コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社に13年以上勤め、開設や撤去、機器のメンテナンスやトラブルの対応を行い、1人でコインパーキングを作れるほどの知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。


コインパーキングのロック板のフタが外れると、水による故障リスクが高まります。
フタの主な役割
ロック板の内部が雨や衝撃にさらされないよう、保護しています。
このフタが、何らかの原因で外れてしまうと、内部のモーターや基板などの電子部品が屋外の環境にさらされてしまうので、故障リスクが飛躍的に増加します。
ロック板フタは、きちんと固定されていない状態では、車のタイヤに踏まれたり、乗り降りの際に引っ掛かったりして動いてしまうしまいます。
また、車のタイヤに踏まれたりすると、かなり大きな力が加わるので、ボルトなどでしっかり強固に固定する必要があります。
ロック板のフタが外れると、配線が挟まれてショートし故障の原因となる可能性が上がります。
断線のリスク
ロック板とフタの隙間に配線が挟まれてショートします。
現在のロック板は、電気で動いているものがほとんどなので、1台1台に配線が繋がっています。
フタが固定されていないと、車のタイヤに踏まれたりして動いた時に、配線を挟み込んでしまう可能性があります。
特に雨の日は、ロック板も濡れて電気を通しやすくなるので、ショートや漏電による不具合が起こりやすくなります。
ロック板のフタがきちんと固定されていないコインパーキングは、故障リスクがありトラブルが発生しがちです。
ロック板のフタ
割と重要な部品で、きちんと固定されていることが良いコインパーキングの見分け方です。
ロック板が故障すると、精算しても下がらずに出庫できない場合もあるので、きちんと整備されているコインパーキングに停めるようにしましょう。
それでは、なぜロック板のフタが外れてしまうのかというと、自然にボルトが緩んで外れてしまうというのはあまり無く、事例としてトラブル時や修理時に人為的にフタを外し、再度取り付ける時にボルトを締めていないことが原因のケースが多いです。
ボルトが締まっていないと、車のタイヤに踏まれたりした際に動いてしまい、トラブルの原因となります。