- コインパーキングの満空灯が切り替わるのにタイムラグはあるの?
- 満車表示なのに間違えて入庫したら、実際は空きがあった。どうして?
- 空で入庫したのに、実際は満車だった。どうして?
このような疑問にお答えします
この記事でわかること
- コインパーキングの満空灯が切り替わるタイミングが分かる
- 満車表示なのに空きがある原因が分かる
- 空車表示なのに満車の時の原因が分かる
コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社で10年以上勤め、開設や撤去、機械のメンテナンスやトラブル対応を行い、知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。
コインパーキングの満空灯が切り替わるタイミングには、若干のタイムラグが設定されています。
満空灯のタイムラグ
満空灯が切り替わるのには若干のタイムラグがある
それは、即座に切り替わると様々な問題が起こる為です。
特に、満車から空車に切り替わるタイミングには注意が必要で、この設定を誤ると場内で車同士が鉢合わせしたりする可能性があります。
最も多い一般的な設定としては、満車から空車に切り替わるのに、10秒~60秒のタイムラグを設けている事があります。
満車表示なのに空きがある時は、上記のタイムラグで満空灯の表示が切り替わっていない可能性があります。
満車から空車へ
満から空の表示切り替えには、タイムラグがある事がほとんど
これには明確な理由があり、出庫する車両と入庫する車両が鉢合わせしない為です。
出庫してすぐに満空灯が空車に切り替わると、まだ出庫途中の車とすぐに入庫してきた車が、コインパーキングの場内で鉢合わせする可能性があります。
特に、通路が狭く離合が出来ないようなコインパーキングではこの問題は深刻で、満空灯のタイムラグによってそれを防いでいるのです。
先ほどとは逆のケースで、満空灯が空車表示なのに実際は満車の事があります。
満空灯の表示ミス?
空車表示なのに、実際は満車の事がある
この現象の原因として考えられるのが、車両の検知不良です。
ほとんどのコインパーキングは、ループセンサーと呼ばれる地中に埋まったセンサーで車の金属を検知しています。
車高が高い車が入庫した場合、センサーとの距離があるので検知せず、上記のような空車表示なのに満車という現象が発生します。