疑問
- コインパーキングに立っている四角い棒って何?
- どんな意味があるの?
- 設置する事のメリット・デメリットは?
このような疑問にお答えします。
この記事でわかること
- コインパーキングに立っている四角い棒の名前が分かる
- 棒が立っている意味が分かる
- メリット・デメリットが分かる
コインパーキングの虎
コインパーキングの管理・運営会社で10年以上勤め、開設や撤去、機械のメンテナンスやトラブル対応を行い、知識と経験を積んできました。皆様のコインパーキングに関する疑問にお答えします。
コインパーキングに立っている四角い棒は、バリカーといいます。
コインパーキングの四角い棒
バリカーという名称です
四角だけではなく、時々丸柱の場合もあります。
車室の後方や壁際、角のコーナーなどによく設置されています。
色は黄色など、目立つ色にされている事が多いです。
バリカーには、車止めの役割と壁やコーナーを保護する役割があります。
バリカーの意味
車止めと、壁やコーナーの保護が主な役割
車室の後方に立っている場合は、車が車止めブロックを乗り越えて、その先へ行かないように、バリカーで止める役割があります。
壁際に立っている場合は、コインパーキングの利用者が車の切り返しなどで壁に接触して壁を傷付ける事の無いよう、バリカーで保護しています。
角のコーナーに立っている場合は、車が内輪差等でコーナーに接触しないように、バリカーで保護しています。
バリカーを設置する事の、メリットとデメリットをまとめましたのでご紹介します。
バリカーのメリット・デメリット
特に車室後方に設置する場合は、注意が必要
メリット
- 車の接触や侵入を防ぐ
- 背が高いので、車からも認知しやすい
- 隣地の壁などに接触を防ぎ、トラブル防止になる
デメリット
- 車室後方の場合は、停めた車のバックドアが開けれなくなる事がある
- 設置費用がかかる
- 接触などを完全には防げない
車室の後方にバリカーがあると、後ろ向きで駐車した車のバックドアを開ける際に、バリカーが邪魔になる可能性があります。
また、接触を防ぐためにバリカーを多く設置すると、当然ですが設置費用がかさみます。
バリカーは棒状のため、多数並べて設置してもどうしても隙間が多くなりがちで、接触などを完全に防ぐという意味では、多少疑問が残ります。